サッカー選手、AEKアテネのMFヨルゴス・カティディス選手(20)が、ナチス式の敬礼をしたとして、代表から永久追放されてしまいましたが、
その本当の意味を皆さん知っていますか?
これを知らないで、海外でたまたまやってしまったとなると、逮捕されることもあるので要注意が必要です。
その意味をお伝えします。
日本でも運動会の行進で右腕を上げた状態で更新しているところがありますね。
日本人に取っては特に深い意味はないポーズですが、
海外でこのポーズをノリでやってしまうと、
本当に処罰されてしまうので注意が必要です。
第二次世界大戦後のドイツにおいて、ナチス式敬礼をしてしまうと
、「ナチ賛美・賞賛」と見做され民衆扇動罪で逮捕・処罰の対象になっています。
選手本人も、
「(ポーズの)意味を知っていたら、あんなことはしなかった」
といっています。
なぜ、このポーズがそんなに危険なのでしょうか?
実は、
このナチ式敬礼は、
別称「ヒトラー式敬礼」
とも言われているのです。
そもそも、
ヒトラーはナチズムを
「あらゆる活動を拘束し、義務づける法則」という「一個の世界観である」と定義しています。
またナチ党の運動の目的は、
「すべてのドイツ人の生活が(ナチズムの世界観という)根本的価値に基づいて形成され、日々新たに営まれるようになる」
ということのようです。
オーストリアでも、このポーズをしたら、法律で罰せられるようになっているようです。
つまり、
かなり歴史的な意味があり、
今回のサッカー選手のように20歳の若者には、
知るよしもなかったといっても仕方のないことなのかもしれません。
不運としか言い用がないですが、
スポーツでの国と国との対戦は、
戦争をスポーツに転化して、国交を深めるためにやっている点もあるでしょうから、
マナーを知っておくのは必要不可欠なのかもしれません。